居酒屋さんへの古材丸太

古材の丸太を飲食店の内装材として

 

店舗内装を単に既製品の建材やビニールクロスで仕上げる以外に、古材を巧く取り入れた内装にする手法があります。

古材の比較的細い丸太を使って客席を間仕切ったり、柱や小梁として使うのもお勧めです。

特にお酒を伴うお店には古いものとの相性が良く、古木の雰囲気とアルコールの酔いも

加味されお客様の気持ちを朗らかにしてくれる要素が生まれるのかもしれません。

ビルインの店舗などでも細身の柱や丸太などは搬入も比較的、楽で大工工事の

施工もビスなどを使って比較的やりやすいかと思うのです。

しかし、これが大梁ならこんな風にいかず、大工さんの高度な手刻みの技術が伴い、

短工期の店舗の建築現場には合わないケースも想定されます。

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私たち、京都・古材市場で販売している古材は、全商品下記の工程を経て商品化され、

全国へ出荷しております。

まず、 洗浄です。味や趣きを残しながら丁寧に洗い上げてゆきます。

そして 腐れや痛みの激しい箇所がある場合はその古材の部位をカットしてゆきます。

更に 天然乾燥させ、釘抜き、や電線の切除など古材として使える状態へと進化させてゆくのです。

その後、 一本づつ古木を、手加工でヴィンテージ加工にて熟練の職人たちが仕上げてまいります。

単に古い廃材ではなく、古材を最終的には古財になるかの様な想いで磨き上げてゆくのです。

「大切に使い続けて欲しい。」

「開業されるお店が永く繁盛して欲しい。」

古材にそんな想いを託しながら、この古材事業を続けています。

 

 

 

 

古民家の古材柱

古材柱古民家の古材柱を買取してきましたので職人さんとお山の工房でコツコツとレストア作業しました。比較的長さがある桧や杉、ケヤキの古材柱です。
ほぞ穴を整備し、腐れをカットし、釘を抜いて高性能な北欧の金属探知機でチェックしてブラシで磨き上げます。
古材の風合いを損なわずに古材の柱をしっかり仕上げてゆくと表面にもう一度木の命が戻ってくる様な気がします。
木材は古材になってからも生き続けています。山から伐採され住宅の骨組みに使われ、一度はその担いが終わってからも尚、木の呼吸は止まっていないのです。
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カフェに使いやすい古材柱

カフェやレストラン店舗で使い易いは古材は、柱材です。
大きさが手頃で取り扱いしやすいところが人気なのだと思います。
古材柱は縦方向、そして横方向の梁材としても使え、便利な素材と言えるでしょう。大きさは100ミリ角、120ミリ角程度の大きさが多く、宮崎鶏で有名な
塚田農場さんやビックリドンキーさんなどのレストランにも採用されています。

CIMG0626古材柱は京町家や古民家の築70年~150年物の戦前の木材が多いです。
戦後の古材であっても表情に雰囲気あるものも多いので様々な表情の古材を
買取してきて揃えています。
京都は戦中に空爆を逃れ良質な古民家や京町家がたくさん残っています。
戦後70年以上経ち当時の建物が解体されてゆく中、その建物から採取される
古材柱やその他の材料もカフェたレストランなどのお店での活用を通じて
新たな命を吹き込んでゆくという考え方はとても大切なことだと思うのです。

永い時間の経過と共に黒光りした古材を大切にし、一本づつ丁寧に再生し、
その店舗にて新たなオーナーのもと使い込まれてゆくという物語を大切に
したいと思います。
古材柱の表情で特に人気なのが昔の大工さんが加工した仕口である「ほぞ穴」です。
現在は機械で加工するプレカットの技術が進み、大工さんがのみを使って手加工で
仕上げることはとても少なくなりました。ですから昔の匠の技を持つ大工職人の
刻み跡がとてもカッコ良く現代の人たちの心に響くのだろうと思います。

どんどん新しいものを作っては壊してきたこれまでの発想から改めて
過去を静かに振り返り、未来を見つめながら現代の生き方を考え直すという
発想を古材の柱から学ぶことができると思うのです。