古材の取材を。

古材の素晴らしさを多くの皆様に。

 

 

 

古材の事業はやっていてとてもやりがいがあります。

先日、テレビ局の方がお越しになりました。

なぜなら、古木を譲ってくれる方と使って頂ける方を繋げるという単に「物」を売買するだけの行為だけに留まらないことです。

単にヴィンテージな木材を販売するだけでなく、古物を扱うという静かな尊い気持ちが大切だと思ってやってきました。

私は常々、「木」には神様が宿っているのではないかと思うのです。

それは古民家で約100年使われてきたという「木」が持つ「魂」や「イズム」が

あると考えています。

京都で古材販売をしています。 古建具の在庫もたくさんあります。
京都で古材販売をしています。 古建具の在庫もたくさんあります。

ですから、私は古材を買い取らせていただく際、また加工する際、そして出荷する際は、

心の中で「ありがとうございます。」と 木の神様に手を合わせて仕事をしています。

そんな気持ちで仕事をさせていただいていると心の中は何とも平安な気持ちになります。

単にカッコイイとかお洒落ということだけでなく、古物を扱う人間として

先達や歴史、木の神様に感謝して生きることは大切なことではないかと思うのです。

このことはあまり他人さんに話したことはありませんが私が大切にしていることであり

古材事業を地味でも続けられる大きなファクターになっています。

 

 

 

 

 

 

古民家の古材

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古材を買取させていただくきっかけは古民家です。
築100年前後の旧家です。
何代にも渡って大切に使われてきた古材がたくさん眠っているお家です。
相続や引越し、または古民家が傾いて来たり朽ちてきたりしてやむなく
解体される時がきます。
オーナーさんからしたら何代も続いたお家、更には自分自身が小さな頃から
暮らしてきたお家が壊されるというのは本当にお辛いことなのです。
私達は2005年からこの古材の事業を始めましたが、そっれは単に
お仕事と割り切ることは出来ず、心を込めて古民家の持ち主であるオーナーさんから私達を通じて廃材にせず古材として次のオーナーさんへ繋ぐ大切な担いを
頂いていると思っています。
「もったいない」この言葉は昔、ばあさんが生前口癖でした。
まだまだ使える木材を簡単に廃棄するのではなく、その使い道を考え、
古材をしっかりと京都から全国へ流通させることが事業開始当初の目標でした。
お陰さまで今では東京を始め全国の皆さまにこの古材を使っていただけることが
当たり前のこととなり本当に嬉しく思います。
大きな古材梁などは200年位かけて育ってきたものもあります。
そしてその後、京町家や古民家にてじっくりと約100年間そのお家の家族を
守ってきたのです。
本当に凄いことだと思います。
そんな材料だからこそ大切に古材として活用してゆくことが使命とさえ思うのです。
古材を古財として活用できるとき。
それはこの仕事で最もやりがいがあり嬉しい瞬間でもあるのです。