古材を壁材として活用

2016年7月1日
レストランやカフェ、またはホテルなどに古材を壁に使う機会が増えてきました。
この写真はイタリアンレストランです。
今日は焼肉屋さんの古材を準備していました。
特にロースト系、焼き鳥屋さんなど古材壁を貼ると雰囲気によく馴染みますね。
真っ白なクロスが汚れた感じのお部屋で食事するよりダウンライトの照明計画を組み込んだヴィンテージテイストの雰囲気の方がお酒も進むと思います。
いつも思うのですが古材がお店に使われているとなぜか「ホッと」した気持ちになります。なんでかな~?なんて考えてみると、それはやはり永い時間を経過した素材のオーラというか重みみたいなものが伝播してきてるのだと思います。
モノはお金で買えても時間は買えませんよね。
そんな時間軸の価値をさりげなくシェアしているところを感じているのだと思います。古材壁は目で見る視覚的な要素がきっと強く人々の現在と過去そして先の見えない未来をぼんやりと、また優しくつないでくれる存在なのかなあなんて思います。だから事業としてこの古材の仕事をしていてもたまに神秘的な不思議な気持ちになることがあります。
もちろん先達からの預かり物でもあります。大切に慎重に扱います。
カタチを変えてリユースして次のオーナーに繋いでゆくこと。
やっていることは単純かもしれませんがこの仕事が好きでたまりません。
古材が私に教えてくれること、それはたくさんあります。
今日もたくさんの古材と関わりました。ありがとうございます。

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古材建具を使って。。。

2016年6月30日
古材や古建具を使ったお店やお家のリノベーションが増えてきました。
新しい建材だけでなく、趣きや味のある木材をどの様に使いこなすのかがその仕上がりを左右させます。
今日は梅雨の合間の晴れだったので古材建具の見学を兼ねて名古屋からお客様がお越しになりました。
愛知県でゲストハウスを運営されるそうですが外国人が喜んでくれそうな墨字の入った古材柱と古建具を選ばれました。
しっかりと仕上げてお送りさせていただきますね。
現在、古材建具のストックは約5000台くらいとなり様々なサイズの商品が揃っています。外部用の木製建具に夏にピッタリの葦戸、揃いの雪見障子なんかもあります。
昔の古い建具は当時の職人さんの匠の技が活かされていることに気づかされることが多いですね。
「もったいないを見詰めなおして」というテーマで始めた古材販売の事業ですが、毎日が本当にエキサイティングで勉強の毎日です。
古材を使い慣れていない方は手始めに「古材建具」から使い始めるのがいいかと思います。 古材施工技術士の私たちにご相談くださいね!

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古民家の古材

2016年6月29日
古材を買取させていただくきっかけは古民家です。
築100年前後の旧家です。
何代にも渡って大切に使われてきた古材がたくさん眠っているお家です。
相続や引越し、または古民家が傾いて来たり朽ちてきたりしてやむなく
解体される時がきます。
オーナーさんからしたら何代も続いたお家、更には自分自身が小さな頃から
暮らしてきたお家が壊されるというのは本当にお辛いことなのです。
私達は2005年からこの古材の事業を始めましたが、そっれは単に
お仕事と割り切ることは出来ず、心を込めて古民家の持ち主であるオーナーさんから私達を通じて廃材にせず古材として次のオーナーさんへ繋ぐ大切な担いを
頂いていると思っています。
「もったいない」この言葉は昔、ばあさんが生前口癖でした。
まだまだ使える木材を簡単に廃棄するのではなく、その使い道を考え、
古材をしっかりと京都から全国へ流通させることが事業開始当初の目標でした。
お陰さまで今では東京を始め全国の皆さまにこの古材を使っていただけることが
当たり前のこととなり本当に嬉しく思います。
大きな古材梁などは200年位かけて育ってきたものもあります。
そしてその後、京町家や古民家にてじっくりと約100年間そのお家の家族を
守ってきたのです。
本当に凄いことだと思います。
そんな材料だからこそ大切に古材として活用してゆくことが使命とさえ思うのです。
古材を古財として活用できるとき。
それはこの仕事で最もやりがいがあり嬉しい瞬間でもあるのです。

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カフェに使いやすい古材柱

2016年6月28日
カフェやレストラン店舗で使い易いは古材は、柱材です。
大きさが手頃で取り扱いしやすいところが人気なのだと思います。
古材柱は縦方向、そして横方向の梁材としても使え、便利な素材と言えるでしょう。大きさは100mm角、120mm角程度の大きさが多く、宮崎鶏で有名な
塚田農場さんやビックリドンキーさんなどのレストランにも採用されています。

古材柱は京町家や古民家の築70年~150年物の戦前の木材が多いです。
戦後の古材であっても表情に雰囲気あるものも多いので様々な表情の古材を
買取してきて揃えています。
京都は戦中に空爆を逃れ良質な古民家や京町家がたくさん残っています。
戦後70年以上経ち当時の建物が解体されてゆく中、その建物から採取される
古材柱やその他の材料もカフェたレストランなどのお店での活用を通じて
新たな命を吹き込んでゆくという考え方はとても大切なことだと思うのです。

永い時間の経過と共に黒光りした古材を大切にし、一本づつ丁寧に再生し、
その店舗にて新たなオーナーのもと使い込まれてゆくという物語を大切に
したいと思います。
古材柱の表情で特に人気なのが昔の大工さんが加工した仕口である「ほぞ穴」です。
現在は機械で加工するプレカットの技術が進み、大工さんがのみを使って手加工で
仕上げることはとても少なくなりました。ですから昔の匠の技を持つ大工職人の
刻み跡がとてもカッコ良く現代の人たちの心に響くのだろうと思います。

どんどん新しいものを作っては壊してきたこれまでの発想から改めて
過去を静かに振り返り、未来を見つめながら現代の生き方を考え直すという
発想を古材の柱から学ぶことができると思うのです。

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