古材を壁材として活用

2016年7月1日
レストランやカフェ、またはホテルなどに古材を壁に使う機会が増えてきました。
この写真はイタリアンレストランです。
今日は焼肉屋さんの古材を準備していました。
特にロースト系、焼き鳥屋さんなど古材壁を貼ると雰囲気によく馴染みますね。
真っ白なクロスが汚れた感じのお部屋で食事するよりダウンライトの照明計画を組み込んだヴィンテージテイストの雰囲気の方がお酒も進むと思います。
いつも思うのですが古材がお店に使われているとなぜか「ホッと」した気持ちになります。なんでかな~?なんて考えてみると、それはやはり永い時間を経過した素材のオーラというか重みみたいなものが伝播してきてるのだと思います。
モノはお金で買えても時間は買えませんよね。
そんな時間軸の価値をさりげなくシェアしているところを感じているのだと思います。古材壁は目で見る視覚的な要素がきっと強く人々の現在と過去そして先の見えない未来をぼんやりと、また優しくつないでくれる存在なのかなあなんて思います。だから事業としてこの古材の仕事をしていてもたまに神秘的な不思議な気持ちになることがあります。
もちろん先達からの預かり物でもあります。大切に慎重に扱います。
カタチを変えてリユースして次のオーナーに繋いでゆくこと。
やっていることは単純かもしれませんがこの仕事が好きでたまりません。
古材が私に教えてくれること、それはたくさんあります。
今日もたくさんの古材と関わりました。ありがとうございます。

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