古民家の古材柱

2016年7月2日
古民家の古材柱を買取してきましたので職人さんとお山の工房でコツコツとレストア作業しました。比較的長さがある桧や杉、ケヤキの古材柱です。
ほぞ穴を整備し、腐れをカットし、釘を抜いて高性能な北欧の金属探知機でチェックしてブラシで磨き上げます。
古材の風合いを損なわずに古材の柱をしっかり仕上げてゆくと表面にもう一度木の命が戻ってくる様な気がします。
木材は古材になってからも生き続けています。山から伐採され住宅の骨組みに使われ、一度はその担いが終わってからも尚、木の呼吸は止まっていないのです。
これは自然の力で本当に凄いことだと思います。
この古材柱の次なる嫁ぎ先は、宮崎鶏で有名な塚田農場さんやビックリドンキーさん、酔心さん、鎌倉パスタさんなどの飲食店さんや大手のカフェチェーンさんのお店に嫁いでゆくのです。
次なる出番に備え、しっかりと整備してまいります。
古材柱の特徴の一つに昔の大工さんのほぞ穴の仕口跡があります。
今では職人さんではなく機械式のプレカット工法が主流になっていますが江戸時代や明治時代の匠の大工さんの仕事の跡を見ていると嬉しくなります。
古材ではこうした刻み痕を巧く活用して見せながらお店などの造作に活かして欲しいと思います。
当社でも古材の割り付けや配置を図面をお持ちいただければサポート致します。
木造建築士と古材鑑定士を持つスタッフのいる私たちにお任せください。
店舗では古材柱が最も使い易いかもしれません。なぜなら運搬も楽で材積も小さ目で尚且つ施工もインパクトレンチや丸鋸など店舗専門の大工さんうや職人さんにてお仕事できるのです。東京都心での不燃加工も別途で承ります。
古材柱を使った繁盛店舗づくりなら自信あります。

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