居酒屋さんへの古材丸太

2017年9月22日
古材の丸太を飲食店の内装材として

店舗内装を単に既製品の建材やビニールクロスで仕上げる以外に、古材を巧く取り入れた内装にする手法があります。
古材の比較的細い丸太を使って客席を間仕切ったり、柱や小梁として使うのもお勧めです。
特にお酒を伴うお店には古いものとの相性が良く、古木の雰囲気とアルコールの酔いも
加味されお客様の気持ちを朗らかにしてくれる要素が生まれるのかもしれません。
ビルインの店舗などでも細身の柱や丸太などは搬入も比較的、楽で大工工事の
施工もビスなどを使って比較的やりやすいかと思うのです。
しかし、これが大梁ならこんな風にいかず、大工さんの高度な手刻みの技術が伴い、
短工期の店舗の建築現場には合わないケースも想定されます。

私たち、京都・古材市場で販売している古材は、全商品下記の工程を経て商品化され、
全国へ出荷しております。
まず、 洗浄です。味や趣きを残しながら丁寧に洗い上げてゆきます。
そして 腐れや痛みの激しい箇所がある場合はその古材の部位をカットしてゆきます。
更に 天然乾燥させ、釘抜き、や電線の切除など古材として使える状態へと進化させてゆくのです。
その後、 一本づつ古木を、手加工でヴィンテージ加工にて熟練の職人たちが仕上げてまいります。
単に古い廃材ではなく、古材を最終的には古財になるかの様な想いで磨き上げてゆくのです。
「大切に使い続けて欲しい。」
「開業されるお店が永く繁盛して欲しい。」
古材にそんな想いを託しながら、この古材事業を続けています。

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